ワインを飲みたいのにワインを冷やすのを忘れてしまったことはないですか?友達が家に遊びに来るのに料理を作るのに集中してワインを冷やすのを忘れてしまったり、熱い夏に冷えたスパークリングワインや白ワイン、ロゼワインを急に飲みたくなったり、よくある話のようです。
ここではそんな時に役立つ素早いワインの冷やしかたを紹介します。
冷蔵庫で冷やす
冷蔵庫で冷やすのが1番簡単なやり方です。時間的に余裕があるのであれば、この方法を使う事をおススメします。一般的に冷蔵庫の温度は4度以下となっています。そのためだいたい2時間程冷蔵庫に入れておけばワインを冷やす事ができます。また、濡らしたタオルでボトルを包むとより早くワインを冷やす事が可能です。是非試してみて下さい。
冷凍庫で冷やす
次に冷凍庫で冷やす方法です。この方法が1番早くワインを冷やす事ができます。
1つ注意しなければならない事は冷凍庫にワインを入れた事を忘れてしまい長時間入れっぱなしにしない事です。ワインを冷凍庫に入れっぱなしにしてしまうと、ボトルが割れてしまうこともあるので十分注意しましょう。結構このミスをやってしまう人は多いみたいです。ボトルが割れなくても大事なワインが凍ってしまえば香りや味にも影響してしまいます。くれぐれも忘れないように心がけましょう。目安として15分ほど経てば十分冷えますので、タイマーをかけておくと忘れる事はないです。
ワインクーラーで冷やす
よくレストランで見かけるワインクーラーを使うと早く冷やす事が出来ます。このやり方は食事をしているすぐそばで冷やしてくれるので忘れることもなく1番おススメです。ワインクーラーに水と氷を入れてその中にワインボトルを入れると15分ほどで冷やしてくれます。ボトルの中のワインの水位が氷水とほぼ同じ位になるまで水を入れれば大丈夫です。基本的に1分に1度温度が下がると言われていますので、目安にすると良いと思います。時間が経つと氷が溶けてしまうので、塩を氷水に沢山入れるとより長持ちします。
ベランダに出して冷やす
冬の寒い時期限定のやり方ですが、真冬の気温が低い時にはベランダに出して冷やすことも可能です。ここで注意しないといけないのは日の当たるところに置くのは避けなければいけないことです。ワインは直射日光に当たってしまうとワインが劣化してしまうので日の当たらない場所において冷やす事が大事です。
ワインは何℃が適温?
ワインは様々な香りと味わいを持った飲み物でありワインの温度によって印象が大きく変わります。ワインを最大限に楽しむためにもそれぞれのワインの適温を知ることが重要です。一般的に言われているワインの適温を下記しますので参考にしてください。
6‐10度 シャンパン、スパークリングワイン
8‐10度 ロゼワイン
10‐13度 白ワイン
14‐16度 ライトボディの赤ワイン(ボジョレー、ブルゴーニュ、ロワールワイン等)
16‐18度 フルボディの赤ワイン(ボルドー、ローヌワイン等)
なお、ワインの適温を上記しましたがビンテージワインや高級ワインは上記の温度より2ー3度ほど高いと良いとされています。(ただ赤ワインは18度以下にして飲んで下さい。)
まとめ
ワインは温度が変わると味も大きく変わってしまう飲み物です。それぞれのワインを適温で飲むことでより本来の個性を引き出すことができます。せっかくのワインをちゃんと楽しむためにも、ここで紹介したやり方をぜひ参考にして頂けたらと思います。